九十九里町
千葉県山武郡九十九里町は、九十九里浜のほぼ中央に位置し、首都圏から約60キロ圏域にある人口1万9千人余りの町です。昭和30年に3町村(片貝町、豊海町、鳴浜村作田地区)が合併し、九十九里町が誕生し現在に至っています。
九十九里の名は、源頼朝が矢を立てたことに発祥するという伝説は有名です。実際には九十九里浜は60キロメートルあり、これは約百里であることから、一里引いて九十九里と名づけられたと言われています。
この地に人々が住むようになったのは500年~600年程前のこと。歴史上では康正元年(1455年)、千葉氏の一族・東常縁が浜式部少輔春利(とうのつねよりがはましきぶしょうはるとし)を東金城に配して支配下に置いたのが最初と言われています。
その後農業の発展とともに、豊かな海を臨む九十九里では漁業が盛んになりました。16世紀に紀州から伝わった地曳網が発展を見せ、いわし漁のため納屋集落がつくられるようになりました。
こうした経緯から、内陸側から最も早くできた集落の親村(岡)、その後できた集落の子村(新田)、漁業のための集落として孫村(納屋)が形成され、現在もその地名を残しています。
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