横芝光町 鬼来迎(きらいごう)
鬼来迎は演者はもちろん、舞台の設定から衣装整備に至るまで、すべてが地元民の手により行われます。平成3年には東京国立劇場でも上演され、「これは素人の芸ではない」と多くの人々を驚愕させました。
劇は地獄の責苦を骨子とした「大序→賽の河原→釜入れ→死出の山」の四段と、広済寺建立縁起を物語る「和尚道行→墓参→和尚物語」の三段、全七段からなり、上演時間は約1時間半です。
舞台下手の櫓の陰から突然響きわたる、 鐃鉢(にょうはち)の音と「ホッホッホー」の奇声。うだるような暑さの中、ざわめく見物客たちがはっと顔を上げると、いよいよ地獄の幕があきます。横芝光町に古くから伝わる「鬼来迎」は、 因果応報(いんがおうほう) 勧善懲悪(かんぜんちょうあく) を説く、全国で唯一の古典的地獄劇で、その起源は約八百年前、鎌倉時代初期にまで遡るといわれています。
昭和51年に国の重要無形民俗文化財に指定されました。
場 所 千葉県山武郡横芝光町虫生483 広済寺
連絡先 横芝光町社会文化課 0479-84-1358
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